イエスは助けることができるのでしょうか?

イエスは助けることができるのでしょうか?

まとめ

私たちは皆、人生において一人では解決できない問題に直面します。誰も私たちの痛みをわかってくれないと思うことがありますが、創造主なる神はそれらすべてをご存知です。神は、私たちがその場の苦しみだけでなく、完全に苦しみから逃れることができるように、御子イエスを送ってくださったのです。これからお話しする 3つの物語には、実際に問題を抱えていて、イエスに助けを求めた実在の人々が描かれています。当時、この3人は誰もイエスのことをよく知りませんでしたが、イエスに助けられて、イエスをもっと知りたいと思うようになりました。このパンフレットは、私たちが自分の問題をイエスに知っていただくために、どのように祈ればよいかを教えています。イエスは、私たちをも助けてくださるのです!

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友よ、私には、あなたが人生においてどんな問題に直面しているかはわかりません。しかし、誰もが皆、解決するには力なさを感じる問題に直面するのです。

病気、悲嘆、孤独、依存症、貧困、恐れ、恥。あなたが今、どんな問題に直面しているとしても、あなたを助けることができる方がおられます。彼の名前は、イエス・キリストです。多くの人々が困っている時にイエスを求めて、助けを受けました。

これからお話しするのは、イエスの助けを経験したアジアに住む人々の3つの実話です。

スリランカの若き母親

ジャヤは小さな血液検査室で働いていました。夫が彼女を去ったので、自分と息子を養うために仕事があることを嬉しく思っていました。彼女は仏教徒でしたが、職場のアナというクリスチャンの上司と楽しく働いていました。二人はすぐに、良い友人になりました。

ある日、仕事をしていると、ジャヤは突然激しい痛みを感じました。前腕の3つの長い切り傷と出血に気づいた時、彼女は恐怖のあまり叫びました。ジャヤは、部屋に悪霊たちの存在を感じました。

彼女の叫びを聞いて、アナが走ってきました。彼女は、何が起こったかを説明するジャヤの青ざめた顔に恐怖を見ました。アナは答えました。「ジャヤ、私の神様は悪霊たちに出て行くように命じる力を持っているの。すぐに祈りましょう。」アナが祈ると、ジャヤは自分の上に平安が溢れるのを感じました。悪霊たちは去っていました。

ジャヤは「祈りがこんなに早く聞かれるなんてショックでした」と語り、さらに「私の上司が祈ったイエスについてもっと知りたいです。イエスが祈りを聞き、その祈りに応えられるのは明らかです!」と言いました。

バンコクの女性実業家

スーシーンはバンコクで成功したキャリアウーマンで、会社では早い昇進を続けていました。しかし、すべてがうまくいったわけではありませんでした。彼女が結婚するだろうと思っていたボーイフレンドと彼女は別れたばかりでした。彼女は今一人で、失恋の痛みの中にいました。

数週間が経ちましたが、彼女にとって世の中は真っ暗に感じられました。ニュースでは常に恐ろしい悲劇を伝え、流行りの歌の歌詞や映画も人生の不幸を歌い、描いていることにスーシーンは気づき始めました。彼女はこれらの災難の背後に傑出した知性の持ち主がいるに違いないと結論づけました。しかし、世の中の善についてはどうなのだろう?はたしてその背後に何者かが存在しているのだろうか?彼女にはわかりませんでした。

ある夜、スーシーンは部屋に何かの存在を感じて目を覚ましました。彼女は、最初は夢かと思いましたが、もう一度見てみると、ベッドの足元に誰かが立っているのが見えました。驚いたことに、彼女は怖いとは感じませんでした。彼女はその方の優しい顔を覗き込み、その「存在」が善であることがわかりました。彼女は安心して目を閉じ、眠りにつきました。

翌日、スーシーンは昨夜の訪問者について考え、彼女が見たのはイエスに違いないとの確信を強くしました。彼女は、彼が彼女の絶望を知り、彼女を助けるために訪れたのだと感じました。イエスについてもっと知るためにはどこに行けば良いだろうかと思案し、彼女はキリスト教の教会へ行くべきだという強い思いを抱きました。スーシーンはそこで聖書を学ぶうちに、イエスについて、そして彼をどのように求めるべきかを学びました。スーシーンは、もう二度と独りでいなくてもよいことを知りました。

マレーシアの絶望していた父親

チェンは、ここ数日夜を過ごした車の座席で、居心地の悪さに身をよじらせていました。彼は入院中の息子のそばにいたかったのですが、その集中治療室ではどちらか1人の親しか一晩中付き添うことが許されませんでした。

なぜ、彼の幼い息子は命に関わるような心臓の状態に陥ってしまったのでしょうか?もし、息子が死んでしまったら、どうすれば良いのでしょうか?たった1人の子どもがいない人生を考えることなど、彼には耐えられませんでした!涙がチェンの顔をつたって流れました。彼は自分の無力さを感じていました。先祖に祈っても、寺院に参拝しても、何の答えもありませんでした。今では、担当の外科医たちも、息子の心臓は手術によっても回復は望めない状態だと言っていました。

隣の席をチラッと見ると、そこに数日前にあるクリスチャンから手渡された小冊子があるのがチェンの目に留まりました。本当に何も考えず、チェンはライトのスイッチを押して読み始めました。その小冊子には、この世界を創造した神、すなわち私たちを愛しておられ、私たちの必要を、この方のところに持っていくことを願っておられる神について書かれていました。

チェンは自分が読んだことについて考えました。彼は無力でした。この神は自分を助けることができるのだろうか?チェンは祈りました。「神様、もし本当にあなたがそこにおられるなら、一つだけお願いがあります。私の息子を癒してください!もし癒してくださるなら、あなたを私の神とし、私はあなたに従います。」

翌朝、チェンは息子の病棟に入りました。息子のベッドの周りで、医師や看護師が何事か話し合っていました。彼らは笑顔で興奮しながらカルテを見ていました。その少年は癒されたのです!

今度はあなたの番です

あなたは仕事や学校で問題を抱えていますか?あなたの近しい人たちとの間にいさかいがありますか?あなたは気分がすぐれないか、または恐れの中にありますか?あなたは孤独を感じていますか?それとも、生活の中で依存症や弱さに対して無力さを感じているでしょうか?

イエスはあなたを助けることができます!

イエスは言います。「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」(マタイ11:28)。

あなたはイエスが誰であるかを完全に理解してはいないかもしれません。イエスが実在するかをいぶかしく思っているかもしれません。しかし、もしあなたが正直に真理を知ることを求め、本当に助けを願い求めるなら、イエスがあなたを助けてくださることを確信することができるのです。

ただ祈ってください。「イエス様、私はあなたが実在し、私を助けることができると信じたいのです。どうか、(ここにあなたの問題を入れてください)について、あなたが実在し、私を助けてくださることを私に示してください。私には今、あなたのような神様が必要です。」

イエスは必ず助けてくださいます。そしてイエスがあなたを助けてくださった時には、イエスについて誰かに話してみてください!

イエスの力についてさらに学びたい方は、このリーフレットの裏面の連絡先へご連絡ください。

Copyright © 2023 by Sharing Hope Publications. 商業目的を除いて、許可なく複製、共有できます。 聖書の言葉は、日本聖書協会新共同訳を使用しています。

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