長寿を求めて

長寿を求めて

まとめ

人間は常に死を逃れたり、先延ばししたりしようとしてきました。それでもなお、死は私たちそれぞれに訪れ、私たちを永遠に求め続けるのです。本当にそうでしょうか?ある古代の書物には、医学の進歩や人体実験による予想を超えて、私たちの寿命を延ばす方法が記載されています。「永遠の命」という主張に1% の確率でも真実があるとしたら、調査する価値があるのではないでしょうか?

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トラクト

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Sharing Hope Publications

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14歳のジュリアは自分がもうすぐ死ぬことがわかっていました。彼女はめったにないがんを患っており、医者からは余命数カ月であると告げられていました。この事を知って、彼女は人体冷凍術について調べ始めました。彼女が未来にもう一度、もっと良い人生を経験する方法があるかもしれないのでした!

人体冷凍術とは、体を—150°C以下で冷凍することによって、体の組織と器官、特に脳を将来蘇生する可能性をもって保存できるというものです。ジュリアは、科学者がいつの日か、彼女のがんの治療法を発見するだろうという望みを持って冷凍保存を願い出ました。彼女は次のように気持ちを綴りました。

死にたくない。でももうすぐ死ぬことはわかっている。冷凍保存されれば、何百年先であっても治療できるようになって、そしてその時に私が目覚めるチャンスはあると思う。地面の下に埋められたくはない。生きたい。もっと長く生きたい。そうすれば、将来、私のがんの治療法が見つかって、私を起こしてくれるかもしれないと思う。そのチャンスが欲しい。それが私の願い。1

人体冷凍術の使命は、ジュリアのような人々に望みを与え、「病気も死も老化もない世界」の希望を与えることです。人体冷凍術研究所の代表は、次のように述べています。「私たちの目的は、再生後に、新たな若さをもって延ばされた命を生きることです。」2

この技術は少々過激だと思われますか?実現可能であるかどうかは別にして、この技術は人間の永遠に生きることへの切なる願いを表しています。死にたい人などいません。私たちは、人間である以上避けられないこの経験を回避することを真剣に捜し求めているのです。

しかし、おそらく、あなたがまだ考えもつかなかった方法があるのです。ある古代の書物が、あなたが驚くような長寿の鍵について語っているのです。

永遠の命という提案

あらゆる時代を通じて最も有名な宗教の教師であるイエス・キリストは、私たちを死から救うための計画をお与えになりました。彼の書物である聖書の中で、イエスは次のように言いました。「はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている」(ヨハネによる福音書5:24)。

イエスはこの地上で生きた間、病人を癒し、私心のない愛の原則を教え、人々に命と希望について新しい意味をお与えになりました。彼は自分自身に対する死の宣告を受け入れ、そののち、彼が復活の権威を持っていることを証明するために死からよみがえりました。彼は言いました。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる」(ヨハネによる福音書11:25)。イエスの言葉は大胆で、私たちに次のことを考えるよう迫ります。すなわち、イエスはかつて存在した中で最も狂信的な嘘つきだったのか、それとも、その言葉通りの人であったのか。そして彼がもし、彼が言った通りの人であったなら、彼は真に生と死を支配する権威を持っているのです。人体冷凍術のようなものではなく、イエスは私たちに永遠の命の保証をお与えになります。しかも何の代価もなしにです。

あなたはイエスと聖書が真実であるか確信が持てないかもしれません。しかし、イエスの言葉が真実であるという可能性が1%でもあるなら、調べてみる価値があるのではないでしょうか?不死を想像してみてください!自由に家を建て、才能を伸ばし、真の友情を経験し、直接神ご自身から宇宙の神秘について学ぶことができる完璧な場所に永遠に住むことを。死も、病気も、憂鬱も、犯罪も、裏切りも、そして孤独もない場所を。そのようなことが真実かどうかを知るために、少しばかり調べてみることは価値があると思いませんか?

宝くじに当たる確率は、1億7千5百万分の1ですが、なおも人々は毎年、このチャンスに懸けて何十億ドルもの金を費やしています。完全な楽園である天国での不死の若さと美しさは、あなたが当てることができる最大の賞金ではないでしょうか。このチャンスに賭けて、それを調べてみませんか。

永遠は今始まる

もしかしたら、イエスに従うことは奇異に聞こえるかもしれません。あるいは、それは単に別の宗教儀式のように聞こえるかもしれません。しかし、イエスの生涯について読むと、私たちは彼が、実際に当時の多くの空虚な宗教儀 礼に異議を唱え、神との関係から流れ出る命の原則を推し進めたことを見いだすのです。彼は、私たちが各自の方法で神を知ったと気づいた、まさに今、永遠の命が始まるのだと言われました(ヨハネによる福音書17:3)。私たちは、聖書の中に彼のメッセージを読むこと、そして祈りの中で彼と語ることを通して神を知るのです。

その時、私たちの体は弱り、死のうとも、私たちは「時が来ると、墓の中にいる者は皆、人の子の声を聞(く)」(ヨハネによる福音書5:28)との保証を手にしているのです。

私たちの新しい永遠の住まいは、次のような場所になるのです。「もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである」(ヨハネの黙示録21:4)。なんて素敵な生活でしょう。楽しみではありませんか!

もしあなたが、この個人的な関係を築くことができる神と、その永遠の命という贈り物についてもっと知ることをお望みなら、裏面の連絡先にご連絡ください。

出典1:オーウェン・バウコット、アメリア・ヒル共著「14歳の癌で死んだ少女、極低温冷凍の権利を勝ち取る」『ガーディアン』2016年11月18日号より
出典2:人体冷凍術研究所編『人体冷凍術について』cryonics.org.
Copyright © 2023 by Sharing Hope Publications. 商業目的を除いて、許可なく複製、共有できます。 聖句は1992年改訂日本聖書協会聖書新共同訳から引用しました。

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